2025年度Web講座「江戸の改革者 田沼意次の光と影」
ながく「賄賂政治家」と評価されてきた田沼意次ですが、近年では、積極的な経済政策を行った政治家と評価されています。さらに、意次の政権下では、個性あふれる勘定役人たちが活躍したことも知られています。そのような田沼意次および田沼政権の実像を、政権を支えた勘定役人たちの活躍も交えながら、お話ししていきたいと思っています。(講師コメント)
講師は佐藤 雄介 学習院大学文学部史学科教授(専門は日本近世史(おもに江戸時代))が担当されます。
【江戸の改革者 田沼意次の光と影】
◆開催時期:2025年春学期
◆講座分野:歴史文化領域
◆講義タイトル:
「江戸の改革者 田沼意次の光と影」
◆受講対象者:一般社会人、学生
◆開催形式:WEB講座
◆開催日時:・7月4日(金)18時~20時10分
・7月11日(金)18時~20時10分
(途中休憩あり)
◆講義回数:4回
◆受講生定員:各会90名(先着順)
◆受講費用:¥4,400(お一人様全4回)
◆申込方法:当HP参加申込フォームにより事前登録
*動画配信によりお好きな時間帯にも視聴できます。


第1回 田沼意次の評価について
7月4日(金)
18時~19時
「賄賂政治家」とされてきたが、近年はその経済政策などが積極的に評価されていることを、そもそもなぜ「賄賂政治家」とされてきたのかといった点も含めてお話しします。
第2回 田沼意次と「山師」の時代
7月4日(土)
19時10分~20時10分
田沼意次の政権下では、「山師」と呼ばれた人々が活躍しました。「山師」がいかなる人々であったのか、また彼らの意見を意次がどのように取り入れたのかを考えます。
第3回 田田沼意次と勘定役人たち
7月11日(金)
18時~19時
意次を支えたのは、幕府の中では比較的実力主義を取っていた勘定役人たちでした。「芋大明神」と呼ばれた中井清太夫を中心に勘定役人の活躍と江戸城内での評判などに関してお話します。
第4回 田沼意次と松平定信
7月11日(金)
19時10分~20時10分
従来対比的に描かれていた意次と定信ですが、それで本当に良いのか、上述の清太夫の動向も含めて考えてみたいと思います。
【講師紹介】
佐藤 雄介(さとう ゆうすけ)氏
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学、日本学術振興会特別研究員PD、東京大学史料編纂所助教を経て、現在 学習院大学文学部史学科教授。 専門は日本近世史(おもに江戸時代)。

講師のコメント
丁寧な説明を心がけますので、江戸時代に興味のある方の積極的な応募をお待ちします。
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